ここ一週間で、6つのシェアハウスの内覧に行ってきました!
いろんなシェアハウスを見ていく中で、
ここを押さえておけば失敗しないシェアハウス選びが出来るな、というポイントがわかってきました。
さらに、以前もシェアハウスに住んだことのある経験(参考記事)も交えて、
・シェアハウス選びでチェックすべきポイント
・おすすめのシェアハウス運営会社
・シェアハウスの探し方
を具体的にご紹介します!
シェアハウス選びでチェックすべきポイント
インターネットで物件を探す際や、実際に内覧に行く際に
しっかりチェックしておきたいポイントをずらっと解説します!
ハウスの規模
何人住めるシェアハウスなのかは、とっても重要なポイントです。
どんな交流がしたいか?によって、選ぶ規模は変わってきます。
ひとりひとりと深く、家族のような繋がりが欲しい場合は、〜10人規模。
程よい距離を保ちつつ、幅広くいろんな人と接してみたい場合は、〜50人規模。
とにかくいろんな人と出会いたい、もしくは誰とも関わらなくてもいい場合は、50人〜規模。
上記はあくまで目安です。
〜10人規模でも、挨拶程度の交流しかしない物件もあれば、
200人規模なのに濃い人間関係で繋がっている物件もあります。
シェアハウスで出会って結婚したカップルも何組かいるし、
シェアハウスを退去してからも遊ぶほど仲のいい友達もいます◎
住人間の交流の温度感
交流が盛んな方なのか?それとも人と関わらなくて済むのか?
温度感を把握するためには、次の手段があります。
・内覧で住人の様子を観察
・運営会社に質問してみる
内覧できる場合は、共用スペースでの住人の様子を観察してみましょう。
みんなバラバラで過ごしているのか、一緒にご飯を食べているのか…。
どんな会話をしているのか、どんなテンションの人が多そうか…。
また、運営会社に質問もしてみましょう!
聞かれて困る質問でもないので、気軽に聞いてみて温度感を探ってみましょう。
運営会社によっては、「我々は把握しておりません」というところも。
そういう物件は、挨拶程度のよそよそしい温度感であることが多いです。
物件によって全然違うので、実際に内覧に行ってみて確認しましょう。
部屋のタイプ
シェアハウスのお部屋には、いくつかタイプがあります。
・個室
・半個室
・ドミトリー
プライベートの時間もちゃんと確保したいな、という方は、個室一択です!
逆に、ちょっと騒がしくてもとにかく安く抑えたい場合は、ドミトリーがおすすめです。
ドミトリーの場合、2段ベッドの下を選ぶと楽。
上は最初はワクワクしますが、いちいち上り下りするのがかなりめんどくさいです。
部屋の設備
家具家電がついているのか?
ついているとしたら、何がついているのか?
これは入念にチェックしましょう!
物件情報サイトに載ってる情報と若干違う、というのはあるあるです。
また、見落としがちなポイントも忘れずに。
・コンセントの位置と数
・乾燥機がない物件の場合、部屋干しできるのか
個室の壁の厚さ
隣の部屋に声が聞こえてしまう、あるいは隣の音が聞こえるのは嫌ですよね…
また、隣の部屋との壁は厚くても、
ドアが薄くて、廊下の声が丸聞こえ、なんてこともあります。
静かに過ごしたい!という方は、
通り道にならない奥の部屋や、共用スペースから遠い部屋を選びましょう。
wifi環境
今どきのシェアハウスは大体wifi完備になっていますが、
共用スペースはwifiあるけど、個室にはない、なんて物件も時々あります…!
在宅ワークも増えてきた昨今では、お部屋のwifiは必須ですよね。
wifiスポットから遠い部屋だと繋がりづらい場合があります。
内覧の際などに、重点的にチェックしておきたいですね。
ラウンジ(リビング)の広さ
広ければ広いほどいい…ってものではありません!
広すぎると、みんなバラバラの席でご飯を食べるので、
交流が生まれにくくなってしまうのです。
交流を重視する方は、少し小さめのラウンジの物件がおすすめ。
同じテーブルで食事をせざるを得ないので、自然と会話が生まれます。
キッチンの設備
料理をする方は、特にチェックしておきたいポイントですよね。
シンクやコンロがいくつあるのか?
住人の人数に対して少ない場合は、何時頃に混みやすいか聞いてみるのがおすすめです。
混む時間だと、他の人が終わるまで待たないといけないことも。
また、人が集まる時間なので、交流が生まれやすい時間とも言えます。
次の設備も大事なチェックポイントです。
などなど…
また、掃除が1日入らないだけで、けっこう汚れるのがキッチンです。
荒れてるときのキッチンに耐えられそうか、も判断ポイントになりそうです。
お風呂・トイレ・洗面台
人数に対して適切な数があるかを確認しましょう。
10人規模だと、2つずつ。
40人規模だと、それぞれ5〜7つあれば問題なさそうです。
浴槽に浸かりたい!という人は、
浴槽に入る際の時間制限があるか?予約制か?などを確認しましょう。
前の人が何時頃に出るかがわかるので、その後ろに予約を入れておけば、確実に入れます◎
そういった仕組みがない物件は、タイミング悪いと入れない…というイメージです。
洗濯機・乾燥機
個人的には、シェアハウスだったら乾燥機は必須です。
乾燥機がない物件の場合、どこに干せるのか確認しましょう。
また、乾燥機があっても、有料の物件もあるので、あわせて確認を!
・洗濯機の数
・時間制限(夜遅く〜朝早くは使用禁止の物件もあります)
・混む時間帯
を確認して、自分の生活リズムで問題なさそうかイメージしましょう。
社会人が多い物件だと、自然と土日は常に埋まってる…なんてことも。
あまりギリギリまで溜め込まず、余裕を持って洗濯するのがコツです。
その他の共用部の設備
最近ではワークスペース付きの物件が増えてきていますが、
その他にも映画館や音楽スタジオ、カフェなどがついている物件も…!
自分好みの充実設備がある物件を選ぶもよし。
交流のタネになりそうな面白い設備を選ぶもよし。
清掃担当と頻度
・清掃業者が清掃する
・住人当番制で清掃する
2つのタイプに分かれます。
清掃業者が入る物件の場合、その頻度と、何曜日に入るのか?を確認しておくと安心です。
特にキッチンは、1日清掃が入らないだけでとても汚れます…。
清掃業者が入るからいいや〜と思って、自分で綺麗にしない人が多いからです。
住人当番制の物件の場合は、普段から綺麗に使う人が多い印象。
〜10人規模の小規模な物件で当番制が多いです。
ごみの捨て方
清掃業者が入る物件の場合は、共用部のごみは捨ててもらえます。
自分の部屋のごみは各自になるので、
ごみの曜日が決まっているのか?どこに出すのか?をチェックしておきましょう。
ごみの分別方法は、物件のルールではなく地方自治体のルールになるので、地域差があります。
中には、指定のごみ袋でないと捨てられない地域もあります。
(指定のごみ袋は、スーパーやコンビニで買えます)
ごみ捨ても住人の当番制で回すところもありますので、要チェック!
駐輪場・駐車場
自転車やバイク、車がある人は必ず確認を。
自転車は無料だけどバイクは有料、なんて場合もあります。
また、自転車無料貸し出しをしている物件もあるので、
ちょっと駅から遠い物件の場合は聞いてみるといいかもしれません。
ハウスルール
どの物件でも、多かれ少なかれルールがあります。
例えば、
・夜23時以降は静かにしてね
・共用部に私物を放置するのは禁止だよ
・乾燥機を使った後はフィルターの埃をとってね
などなど。
どんなルールがあるのか?も大切ですが、
どれくらい厳しいルールなのか?も重要です。
ルールはあるけど、暗黙の了解で守られていない、なんてケースもたくさんあります。
ルールが厳しい物件は荒れないので、散らからずに綺麗です。
一方、ルールがゆるい物件は楽ですが、当然散らかっていきます。
ゲストの宿泊
ゲストが立ち入ることすら禁止されている物件もあれば、
ゲスト宿泊がOKな物件もあります。
・同性の家族のみ宿泊OK
・月に3泊までならOK
・事前申請してお金を払えばOK
など、物件によってルールは違うので、
友達に遊びに来てほしい!なんて方は、必ず確認しておきましょう。
住人の男女比
お風呂やトイレが男女別になっている物件の場合は、
同性が多いとお風呂もトイレも混む、ということ!
もちろん、入れ替わりで比率が変わることもあるので、目安として確認しておくとよさそうです。
住人の年齢層
多くのシェアハウスが、20代〜30代が中心です。
中には、若者向けを謳って、40歳未満までといった風に年齢制限をかけている物件もあります。
年齢層は、物件の雰囲気にも影響してきます。
学生や若い人が多いと、夜まで騒ぐ人が多いかもしれない。
20代後半が多いと、結婚相手を探しにきている人が多いかも。
あくまで目安ですが、ひとつの指標にはなり得そうです。
住人の生活リズム
大規模の物件の場合はあまり気にならないと思いますが、
小規模の物件の場合は要チェック。
例えば、自分が朝型なのに、住人は夜型が多かったら…。
夜にリビングからの物音で眠れない。
朝の準備で他の人を起こしてしまう。
なんてトラブルが発生するかもしれません。
アクセス・周辺環境・治安
シェアハウスに限らず確認するポイントですが、改めて。
私の感覚では、東京付近だと、駅から徒歩15分前後の物件が多いな〜という印象です。
ちょっと遠めですね。
駅から物件の間に、スーパーやコンビニ、ジムや公園など
自分が必要と感じるお店があるかは必ずチェック。
いくら家の設備が良くても、周辺環境や治安が悪い立地だと、
生活するのが苦痛になってしまうかもしれません。
初期費用・退去費用
一般的な賃貸物件に比べて圧倒的に安くなるのがシェアハウスの特徴です。
それでも、運営会社によって差が大きいので、しっかり確認しておきたいところ。
一番安いと、保証金のみでその他初期費用は一切なし、
保証金も何もなければ退去時に返却します、という超良心的なところも…!
基本的には、返却されない初期費用(家賃や管理費を含まない)が
安くて2万、高いと10万、という印象です。※東京の場合
下記の項目を参考にして、気になる物件の初期費用を確認してみてください。
・敷金(一部返却されない場合があるので要確認)
・礼金(返却されない)
・保証金(一部返却されない場合があるので要確認)
・保険料(保険会社指定の場合、大体ぼったくり)
・鍵交換代(必須の場合はぼったくり)
・クリーニング代(ぼったくり率高め。入居時も退去時も払う場合はおかしい)
・事務手数料(他の項目にプラスでかかる場合は、ぼったくりの可能性大)
初期費用が安くなるキャンペーンをしている場合もよくあるので、
タイミングが合えば、お得に入居が叶うかもしれません。
契約期間・更新料・違約金
ここも物件によってまちまちなので、しっかり確認しましょう。
初期費用めっちゃ安い!お得!と思ったら、
2年未満で退去した場合は違約金賃料2ヶ月分…なんてのはあるあるです。
更新も、自動更新の物件と、申請して更新料を支払う物件とで分かれます。
住み続ける期間のトータルコストを考えて、お得かどうか判断したいですね。
運営会社
シェアハウス選びで実は結構重要なのが、運営会社。
一般的な賃貸と違って、運営会社次第で住みやすさが変わると言っても過言ではありません。
見るべきポイントは次の通り。
・運営会社の人が、住人と仲がいいか?
・シェアハウス内でトラブルがあった場合、どのように対応してくれるのか?
・運営会社の支援で開催されるイベントがあるか?
・運営会社がシェアハウス運営において大事にしているポイントは?
・シェアハウスの入居には、内覧や面談が必須か?
順番に解説していきます。
運営会社の人が、住人と仲がいいか?
仲良しの場合、アットホームで家族のような関係のシェアハウスであることが多いです。
ハウスルールなども柔軟に対応してくれたり、あたたかい雰囲気になりやすいです。
シェアハウス内でトラブルがあった場合、どのように対応してくれるのか?
他人同士が一緒に住むシェアハウスでは、小さなトラブルはつきもの。
ちょっとしたことは、住人同士で話し合って解決する必要がありますが、
それでも解決できない大きなトラブルの場合、運営会社に頼ることになります。
そのときに、どのように対応してくれるのかで、住みやすさはぐんと変わるはず。
我々は一切関与しませんよ、というスタイルの運営会社もあります。
運営会社の支援で開催されるイベントがあるか?
交流を重視しているシェアハウスの場合、運営会社主催でイベントが開催されることが多いです。
もしくは、シェアハウス内でパーティをやりたいときに、一部補助をしてくれたり。
もちろん、運営会社が入らず、住人が自発的にイベントを開催することもあります。
特に入居したては出来るだけイベントに顔を出して、いろんな人と交流するチャンスをつかんでおきたいですね。
運営会社がシェアハウス運営において大事にしているポイントは?
交流、安心、グローバル、マッチング、スキルアップ、若者支援など…
重視しているポイントは本当にさまざまです。
交流重視であれば、イベント開催や住人プロフィールの作成など
グローバル志向であれば、英会話の機会提供など
スキルアップ志向であれば、セミナーや勉強会の機会提供など
いろんなタイプのシェアハウスがあるので、見比べてみると面白いです。
シェアハウスの入居には、内覧や面談が必須か?
必須の場合は、その際に人柄をみられていることがほとんどです。
というチェックをしています。
そんなに厳しいチェックではなく、基本的なコミュニケーションができる人なら問題ないです。
あまりに高圧的であったり、態度が悪い場合は、入居をお断りされます。
そのおかげで、そういったトラブルメーカーのような人は入居できないようになっているので、
内覧や面談が必須の物件の方が、安心できますね。
最後はフィーリング
いろんなチェックポイントを並べてきましたが、最後はフィーリングです…!!
と感じられる物件は、フィーリングでわかるものです。
条件や設備が良くても、なんとなく引っかかるな…という物件の場合、
住んでみたら、やっぱり居心地悪くなってしまうはず。
最後は自分の直感を信じましょう!
事前に希望条件を洗い出しておこう
いろんな条件がありすぎて、迷ってしまいますよね…。
事前に自分が重視したいポイントを洗い出しておくと、スムーズに物件探しができます。
例えば、私の場合はこんな感じで探していました。
・築浅で掃除が行き届いている綺麗な物件
・半年契約可能
・個室で家具付き(最低限、ベッドとエアコン)
・初期費用(家賃管理費除く)が4万以下
・家賃管理費込みで月65,000円以内
・無料で使える乾燥機あり
・徒歩圏内にスーパーあり
・個室でwifiが使える
・適度な交流
・駅徒歩15分以内
・広めの公園など、自然が身近にある
・ゲスト立ち入り可能
・落ち着いた人が多い
こんな風に洗い出してみることで、
①まずは絶対条件に当てはまる物件をいくつかピックアップ
②その中から、できればの条件が多いものに絞り込んでいく
③数が少な過ぎた場合、条件が厳しすぎるので、妥協できる点がないか見直す
という流れで、スムーズに物件探しをすることができます。
シェアハウスの探し方
最後に、具体的にどうやって探していけばいいのかをご紹介します。
一般的な賃貸と違い、sumoやホームズのようにあらゆる物件をまとめたサービスが少ないため、
いろんな物件を網羅的に探すのはなかなか難しいです。
幅広く探すなら、ひつじ不動産
あらゆるシェアハウスを集めた物件情報サイトはここだけでは?という、
シェアハウス界のsumo、ひつじ不動産です。
ここで、まずは気になる物件をいくつかピックアップしてみると良さそうです。
会員登録(無料)で、クリップ機能なども使えるので、便利です◎
おすすめのシェアハウス運営会社
ひつじ不動産にすべてのシェアハウスが掲載されているわけではないので、
なかなかいい物件が見つからなかった場合も、諦めないで…!
シェアハウス運営会社ごとに物件サイトを持っているので、
ひとつひとつ見ていくか、お問い合わせをして、希望の条件に合う物件を探してもらいましょう。
ソーシャルアパートメント
出典:https://www.social-apartment.com/
ソーシャルアパートメントは、私も以前住んでいたことがあり、最高におすすめできるシェアハウスです!
1〜2年以上の長期間、ホテルのような快適な空間で暮らしたい方におすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
シェアハウスひだまり
出典:https://sharehouse-hidamari.com/
シェアハウスひだまりは、あたたかい家族のような繋がりを大切にしているシェアハウスです。
小さい運営会社なのでゆる〜い面もありますが、対応はとても早く安心できます。
住人を大切にしてくれているんだな〜と感じられる制度が多く、信頼できる運営会社です。
穏やかに深くつながるシェアハウスを求めている方にとってもおすすめです。
オークハウス
オークハウスは、コスパと出会いを重視している人におすすめのシェアハウスです。
住人インタビューも充実しているので、一度覗いてみると面白いですよ。
シェアドアパートメント
出典:https://x-house.co.jp/lp/sa3/
シェアドアパートメントは、東京都内の好立地で綺麗な物件に、とにかく安く住みたい!という方におすすめ。
物件によっては、交流を求める方にはあまり向かないかもしれませんが、
コスパ重視でとにかくさくっと引っ越したいという方には最高です。
まとめ
・シェアハウス選びでチェックすべきポイント24選
・シェアハウスの探し方
・おすすめのシェアハウス運営会社
をご紹介してきました。
自分なりに、どのポイントを重視したいかな?と、ぜひ考えてみてください。
これからwebデザインを学び始める方はもちろん、すでに学習を始めている方にも向けて、再現性高く、未経験から確実に、現場で通用するwebデザイナーになるための方法を紹介しています!