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固定観念をなくすにはどうしたらいいの?先入観や偏見をなくすために私がしている5つの工夫

固定観念をなくすにはどうしたらいいの?先入観や偏見をなくすために私がしている5つの工夫
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誰しもが必ず持っている、固定観念や先入観。

 

アインシュタインの言葉で、

「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである」なんて言われているように、

すべての人が必ず、生まれ育った環境の中で身につけた、なにかしらの偏見を持って生きています。

 

それは必ずしも悪いことではないし、生きやすくするために、むしろ必要なことだったりします。

 

固定観念を完全になくすことは、不可能です。

だけど、できる限りの固定観念をなくしていきたいと、私は思っています。

 

固定観念を減らすためにしている、私なりの工夫をご紹介します! 

 

固定観念を崩したい理由

固定観念は必ずしも悪いものではないけど、少ないに越したことはないと思っています。

 

自分の人生を狭めてしまう

大学生のときに1年間、海外に長期滞在をしていました。

その前までは、大学生のうちにスーツを着て就職活動をして、

普通に日本企業に就職して、毎日仕事をして生きていく…それが当たり前だと思っていました。

 

だけど、海外に出て、広い世界を知って、いろんな価値観の人と出会ったことで、

「当たり前」だと思い込んでいた生き方は、ただの先入観でしかなかったのだと、気付かされました。

 

もし、そのことに気づかないまま、ずっと固定観念という狭い世界の中で生きていたら。

今頃は、毎日つまらない顔で仕事をして、将来に不安を抱えたまま、

ぼんやり生きる人生を過ごしてしまっていたかもしれません。

 

固定観念を崩すことは、自分の人生の可能性を大きく広げることにも繋がります。

 

人を傷付けてしまうかもしれない

偏見があったことで、傷付いた経験も、傷付けてしまった経験も

多くの人が、実は気付かないうちに、どちらも体験したことがあるのではないでしょうか。

 

中学生の時に、大好きだった漫画を「漫画なんか」なんて風に言われてしまったこと。

オンラインコミュニティに入っていると言ったら、なんか宗教みたい、なんて怪しまれたこと。

 

同性愛者である可能性を考えずに、「彼氏いるの?」なんて不躾に聞いてしまったこと。

「〇〇人は…」なんて、大きなくくりでイメージを語ってしまったこと。

 

固定観念や偏見は、本人が気付かないうちに、周りの人を傷付けるナイフになってしまうことがあります。

悪気がないからこそ、より深い傷を与えてしまうことも。

 

だからこそ、少しでも偏見をなくして、自分の言動で傷付けてしまう人を減らしたい、と思うのです。

 

固定観念を崩す方法

固定観念を崩す方法は、ひとつしかありません。

それは、固定観念を知ること。

できるだけ多く、知ること。

 

すでに自分の中に常識として積み上がってしまっているものは、

「これは偏見である」ということを知ることでしか、崩す方法がないのです。

 

固定観念を知る方法

では、出来るだけ多くの偏見や先入観を知って、固定観念を崩していくために。

私自身が実際に実践している方法をご紹介していきます。

 

本や漫画を読む

溢れるほど本を読む

個人的には、特に小説がおすすめです。

本の中には、違うバックグランドを持って、違う考え方をした、違う立場の登場人物たちがたくさん出てきます。

本や漫画を通して、いろんな人の人生や考え方を、手っ取り早く知ることができます。

 

大切なのは、それを想像の世界だと切り捨てないこと。

目の前にいる人にも、小説や漫画のようなストーリーがあるんだってこと。

それを忘れずにいたら、自然と他人にもやさしい気持ちで接することができたりします。

 

異文化に触れる

海外に1年以上の長期滞在をする

一番手っ取り早いのは、1年以上の長期間、海外に滞在すること。

短期だとしても、海外に行く際は、できればただの旅行ではなく、もう一歩踏み込んでみて欲しいなぁと思います。

 

例えば、観光地だけではなく、地元の人がよく行くお店に行ってみたり。

事前にSNSなどでその土地に暮らす人にコンタクトをとって、

現地の人と深く交流できる機会を作ってみたり。

 

外国人の友人を作ることは、自分の固定観念を崩す、最も効果的な方法です。

日本の友人感ではなんとなく当たり前になっていることが、まったく通用しないことが当たりまえ。

自分の常識や偏見を疑う、いいきっかけを与えてくれます。

 

最近では、英会話カフェなども増えてきているので、

まずは日本にいながら、異文化交流を楽しみに行ってみるのもいいかもしれません。

英語がほとんど話せない人も意外と多いので、気軽な気持ちで参加して大丈夫なところがほとんどですよ!

大切なのは英語の上手さよりも、伝えたい、知りたい、という気持ちです。

 

いろんなバックグランドを持つ人と交流する

外国人との交流はカルチャーショックレベルで固定観念をぶっ壊してくれる経験になるかもしれませんが、

たとえ同じ日本人だとしても、考え方や価値観は人それぞれ違うものです。

 

普段、学校や職場と家の往復だけでは、接する人がどうしても限られてきてしまいますよね。

そうすると、自然とその中での固定観念が固まっていってしまいます。

 

意識的に、普段関わらない層との交流を持つようにすることで、

凝り固まってしまっている自分の固定観念をほぐすいい機会になります。

 

具体的には、

ボランティアをしてみる

新しい趣味を始めてみる

シェアハウスに住んでみる

オンラインコミュニティに所属してみる

SNSで発信を始めてみる

などなど、いつもと違う交流を図る機会を積極的に持つようにしています。

 

良質なメディアから情報を得る

いまやネットで調べればなんでも情報が出てくる時代ですが、

それが嘘なのか本当なのか、判断する力が求められる時代ともいえます。

 

信頼できる良質なメディアから情報を得ることで、

自分が今まで関わってこなかった知らない世界について知り、

偏見を少しずつなくしていく助けにもなるはず。

 

私がフォローしているメディアを、いくつか紹介していきます。

パレットーク

LGBTQ+に関する課題を、漫画でわかりやすく発信してくれているメディアです。

漫画なのでとっても読みやすい!

 

全人口の10%程度いると言われているLGBTQ+。

あなたの周りにも間違いなく存在しています。

知らずに傷付けてしまうことを避けるためにも、ぜひ一度、漫画を読んでみてください!

 

soar

出典:https://soar-world.com/

 

soarは、障がいや病気、生きづらさを抱えている人々でも、

それぞれが持つ可能性を広げて生きていく、そんなケースをいくつも紹介しているメディアです。

 

思わずほっこりしてしまうような暖かいエピソードに癒されたり、

困難に立ち向かったストーリーに勇気をもらったり。

 

自分の知らない生き方を、たくさん教えてくれるメディアです。

 

Choose Life Project

出典:https://cl-p.jp/

 

主に政治に関することや、タイムリーな社会問題について取り扱っているメディアです。

 

政治と聞くと小難しく感じてしまいますが、

各専門家を招いてYouTubeでわかりやすく解説しながら発信してくれているので、

政治の勉強にもおすすめです。

 

普通に暮らしていたら見逃してしまいがちな大きな社会問題について気付かせてくれるので、

知らないうちに偏見を持ってしまっていた分野について、深く知るきっかけをくれるメディアです。

 

歴史を学ぶ

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの言葉があるように、

歴史を学ぶと、自分が生きている世界では絶対に体験できないような事象からも学びを得ることができます。

 

今の世界では許されないことも、数千年前では当たり前だったり。

この地域では馬鹿にされることも、ある地域では褒め称えられることだったり。

歴史を学んでいくと、自分の常識がいかに偏っていて狭いものなのか、思い知らされることが多々あります。

 

とはいえ学校の勉強のように難しいことは考える必要はありません。

歴史を楽しく学べて、そして自分の人生に活かせる学びもたくさんある、コテンラジオがおすすめです!

 

実際に行動してみる

百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず、だと思っています。

 

たとえば、スポーツでもなんでもそうです。

ただ見ているだけなら、やっている人たちは随分簡単そうにやっているように見えますよね。

でも、自分で実際にやってみたら…?

ものすごく難しいし、簡単じゃないんだな、ということに気が付くはずです。

 

行動している人は、その大変さを知っているからこそ、行動している人を馬鹿にしたりしません。

 

また、私自身、自分の固定観念を壊すために、いろんな思い切ったことをしてきました。

・英語がまったく話せないのに1人で1年海外に飛び込む

知り合いが1人もいない土地に突然引っ越して、人生をやり直す

・大学生時代、就職活動を一切しない

その行動をする前の自分からしたらあり得ないような、私にとっての当たり前を覆す行動でした。

 

それでも、実際に行動してなんとかなった経験から、

行動するのを躊躇うのは、多くの場合、固定観念に縛られているせいだな、と気付くことができました。

 

固定観念を崩したい、でも、気を付けたいこと

いろんなことを調べたり知ったりしていく中で、気を付けたいポイントがあります。

・情報を鵜呑みにしないこと

違う立場からの意見も知った上で自分の意見を持つこと

・自分には固定観念が必ずあることを理解すること

 

あらゆる情報は、一面的で主観的なもの。

立場や状況が変われば、見え方はまったく違ってきます。

 

そして、自分の中の固定観念を、完全になくすことは出来ないということ。

 

これを理解しないまま、いくら固定観念をなくそうと努力をしても、

また新たな固定観念を身につけてしまうだけになってしまいます。

 

まずは、できるだけ多くの固定観念を知ること。

そして、それはあくまで一つの見方なのだと認識すること。

これを繰り返していくことでした、固定観念を崩していくことが出来ると思っています。

 

まとめ

固定観念を持ち続けたままだと、

人生の可能性を狭めてしまったり、

知らず知らずのうちに人を傷付けてしまったり、

自分にとっても周りの人にとっても、不幸なことになりかねません。

 

そこで、固定観念を崩すための工夫として、5つの工夫をご紹介しました。

・本や漫画を読む

・異文化に触れる

・いろんなバックグラウンドを持つ人と交流する

・良質なメディアから情報を得る

・実際に行動してみる

 

そして、固定観念を完全になくすことは不可能だと知ること。

それでも、学ぶことで、大きな可能性に出会うことができること。

この記事が、そんなことに気が付くきっかけになれたら、とっても嬉しいです。

 

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