BUMP OF CHICKENは、私の青春でした。
中学生の時に出会ってから、10年以上もずっと追いかけてきた。
学生にとって、決して安くはないCDやDVDを、コツコツ集めてきました。
大学生になって、一人暮らしを始めてから、自分専用の本棚に飾って。
幸せな気持ちになってました。
そんな、私の青春を、ついに手放すことに決めました。
この子たちを…

愛がなくなったわけではない
まず、声を大にして言いたいのは、愛がなくなったわけではありません!!!!!!
たしかに最近BUMPさんは、藤くんが突然の結婚報告でファンを殺しにかかったり、ちゃまの不倫騒動でメンバーを泣かせにかかったり(あの週のポンツカは胸にとどめような、みんな)。
ファンを辞めてしまった方もいるのかも知れません。
でも、私は、BUMPを愛する気持ちはまったく変わりませんでした。
人間不信になっていた中学生の頃に、BUMPに出会って救われたこと。
死にたいと思った夜に、BUMPの唄に励まされたこと。
ビビって逃げ出したくなる決断に、BUMPが背中を押してくれたこと。
その事実は、何があろうと変わらないから。
CDを買う理由がなくなってきている
では、なぜBUMPのCDすべてを手放そうと思ったのか。
大きな理由は、CDを開く機会がなくなったから。
今どき、CDやCDプレイヤーがなくても、スマホから音楽が聴けてしまいます。
CDを買う理由は「コレクションしたい」くらいしかないのかもしれません。
ただ、BUMPの場合は、歌詞カードが凝っていたり(orbital periodは歌詞カード込みで聴いて欲しい。ほんまに)
smileのシングルを除いて、すべてのCDに「隠しトラック」が入っているので、CDを買う価値はまだまだあるんですよね…!!
物を保持することに価値を感じなくなってきた
いままでは、「コレクション」して、保有して並べておくことに幸せを感じていました。
もちろん、発売前日にフラゲして、新曲にワクワクして、歌詞カードをじっくり眺めて、隠しトラックに興奮して…そんな気分を一度味わうためだけに買ってる節もありました。
コレクションに興味がなくなったのは、ミニマリズムやLess is Moreをいう言葉の流行からも分かるように、時代の風潮かもしれません。
私は個人的に、「スーツケースひとつで生活できるようになりたい」という裏目標を持っており、引越しをするたびに物を減らしています。
それをいよいよ実現のフェーズに乗せたいな、という思いから、思い切って手放すことにしました。
BUMPの力を借りなくても、生きられるようになった
もう一つ大きな理由は、昔ほど、BUMPの力を借りなくても生きられるようになったからだと思います。
辛いことや、迷うことがあっても、自分の力で、なんとかできるようになってきた。
でも、本当に本当に辛い時は、今でもBUMPの唄を聴きます。
優しく背中を押してもらって、続きを選ぶ恐怖に勝つのです。
BUMPさんへ
いろんなことが落ち着いたら、またLIVEをやってください。すぐに飛んでいきます。
思いっきり飛び跳ねて、思いっきり泣いて、思いっきり笑うために。
CDを手放しても、BUMPとの繋がりがなくなるわけじゃないと、信じているから。